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Channel: 絵画指導 菅野公夫のブログ
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色彩を持たない 多崎つくると 彼の巡礼の年

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高校時代の友達から村上春樹の小説を借りました。

色彩を持たない 多崎つくると 彼の巡礼の年



今年の4月に発売された村上春樹の新刊です。

1Q84以来の小説でしょうか。

楽しみで、読み始めました。

なんだか長い題名だなと思って、嫌だなと思いましたが、最初の部分でその意味がわかりました。

4人の友達がいて、みんな名前に色が含まれているのに、この主人公だけ色のつかない名前なのです。
そして、とても仲良しの5人組だったのに、この多崎くんだけが、ある日突然仲間外れにされるのです。

理由を聞いても、自分の胸に聞けばわかると言われてしまいます。
その理由がわからないまま、小説は進んでいきます。
これが、村上流の手法でしょうか?

なぜなんだろうと主人公と一緒に考えながら、読み進めています。


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