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Channel: 絵画指導 菅野公夫のブログ
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嵐山のKさん 50号続き

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嵐山のKさんが、かなり描き込んでくれました。

木漏れ日も入ってきて、絵の方針が見えてきた感じがします。



背景の林が霧で霞んだようになっていますが、そこに少し強弱がほしいです。

いまは、はっきり区分けされすぎました。霧の中でもやや近い部分が強く見えるように、リズムを与えたいです。

細かい草や葉が同じ大きさのタッチになりすぎないように、所々に目立つ葉をリズムを考えて入れたいです。
近づくほど草や葉が大きくなることも頭において、描くこと。

木漏れ日は草や葉にもあたるので、それはポイントとして重要です。
それをリズムとバランスを考えて、入れると良いでしょう。

一番近い部分は、見せ場になるので、壊れたコンクリートの表現が勝負です。

全てを描くのではなく、見せ場だけをしっかり描くようにすると強弱がついていい感じになります。


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