浦和のHさんと一緒に月に1~2度通っているSさんの風景画をご紹介します。
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今回は、少し間が空いたので、5点見せていただきました。
その内の3点です。
いろいろな所へ出掛けて行って、このような風景を描いていらっしゃいます。
油絵の10号くらいです。
どれも構図が安定していて、安心して見られる絵です。
色味も良く、自然を楽しんでいらっしゃることがよく分かります。
今の課題は、遠景、中継、近景の表現の差を考えることです。
植物で言えば、近いほど一枚づつの葉が具体的に見えてきます。
ピントの合わせ方と言い換えても良いでしょう。
例えば、白樺の木(二枚目)はピントが合っていますが、その下の草はピンボケです。
同じくらいの距離にあるものは、同じくらいのピントを合わせた表現が必要です。
この白樺の辺りは手前なので、その奥との対比で、グッと近づけた感じを出したいです。
また、中継辺りにメインのポイントがある場合(一枚目と三枚目)には、その見せ場の辺りをしっかり魅力ある表現にするという気持ちが必要です。ピントがぼけていても魅力を感じるなら構いませんが、私ならピントを合わせて説得力ある表現にしたくなります。
一枚目の絵の近景に黄色い葉の植物がありますが、これは特に重要です。
これこそピントを合わせたい部分です。その際、その周りの草たちもある程度合わせた表現が必要になります。
ピントを合わせて説得力のある表現をすることで、見る人をハッとさせたいですね。
ただ、気を付けることは、全てをピントを合わせるのではなく、どこをどのくらい合わせたらいいかと考えながら必要を考えて行うことです。そこが画家の力量です。



今回は、少し間が空いたので、5点見せていただきました。
その内の3点です。
いろいろな所へ出掛けて行って、このような風景を描いていらっしゃいます。
油絵の10号くらいです。
どれも構図が安定していて、安心して見られる絵です。
色味も良く、自然を楽しんでいらっしゃることがよく分かります。
今の課題は、遠景、中継、近景の表現の差を考えることです。
植物で言えば、近いほど一枚づつの葉が具体的に見えてきます。
ピントの合わせ方と言い換えても良いでしょう。
例えば、白樺の木(二枚目)はピントが合っていますが、その下の草はピンボケです。
同じくらいの距離にあるものは、同じくらいのピントを合わせた表現が必要です。
この白樺の辺りは手前なので、その奥との対比で、グッと近づけた感じを出したいです。
また、中継辺りにメインのポイントがある場合(一枚目と三枚目)には、その見せ場の辺りをしっかり魅力ある表現にするという気持ちが必要です。ピントがぼけていても魅力を感じるなら構いませんが、私ならピントを合わせて説得力ある表現にしたくなります。
一枚目の絵の近景に黄色い葉の植物がありますが、これは特に重要です。
これこそピントを合わせたい部分です。その際、その周りの草たちもある程度合わせた表現が必要になります。
ピントを合わせて説得力のある表現をすることで、見る人をハッとさせたいですね。
ただ、気を付けることは、全てをピントを合わせるのではなく、どこをどのくらい合わせたらいいかと考えながら必要を考えて行うことです。そこが画家の力量です。