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Channel: 絵画指導 菅野公夫のブログ
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天空の蜂

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東野圭吾さんの「天空の蜂」を読んでいます。



驚きました。
福島原発事故のはるか以前にこのような小説を書いているなんて、知りませんでした。
私は内容を知らないで、読み始めたのですが、この小説を事故以前に読んだなら、今ほど切実には感じなかったのではないかと思います。原発がどのようなシステムで稼働しているのか、どのくらい安全性が保たれるのか?いろいろ説明してあります。

内容は、福島ではなく福井原発の上空にヘリコプターをホバーリングさせ、日本中の原発を止めろと脅迫するものです。
止めなければ、ヘリを落とすと脅します。ヘリには爆弾が積んであるのです。
しかし、犯人も予定していなかったのは、そのヘリに子供が紛れ込んで乗っていたことでした。
ヘリは、リモコンで動かしていたのです。

子供の命を救うために、全国の原発を止めるのか?見殺しにしても脅迫に屈しないか?
もし、ヘリが落ちた時、原発はどうなるか?厚さ2メートルのコンクリートの壁はヘリが落ちたくらいではビクともしないとも言っています。仮に爆弾が破裂しても大丈夫だとか?
果たしてどうか?子供はどのような方法で救い出すか?


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