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Channel: 絵画指導 菅野公夫のブログ
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麓原会夏季展を終えて

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麓原会夏季展を終えた。いろいろな人に見てもらった。
この時でないと会えない人がいる。
そう考えると貴重である。

私と横堀先生は、三日間とも会場にいた。受付当番以外に会員が会場にいる方が良いと思う。
受付だけして、後は勝手に見てくださいというより、何か質問があれば答えられる人がいる方が良いと思う。

しかし、「ではこれも当番制にして交代にしましょう」と決めると、苦しくなる。その時間に当番が来ないとか、余計な係りが増えて大変だとかいう問題になる。

理想は、自分が当番でなくても、会場にできるだけ来てみんなで一緒に勉強しましょうというのがいい。野坂さんや福島さん、大野さんなどは結構自分の受付当番以外にも来ていた。

見に来るお客様も、ただ見るだけでなく、何か聞いてみたいという人も多い。
私が誰かの絵の批評をしていると、それに興味を示して人だかりができてしまう。
やはり、絵を見に来る人は、絵の見方というものに興味があるのだ。
一緒に聞いていて、内容がわかると嬉しそうな反応がある。

「そうか、どうも変だと思ったらそういうことだったのか」とわかる喜びを嬉しそうに示す人もいる。

会場での質問で、一番多いのは、「これは、水彩ですか」という質問である。
何絵具で描いたのかという材料についてである。
感想を言いたい人も多い。「この先生はいつも梅ですね」と言った人もいた。
梅を描いて有名になった先生だからいつも梅だろうと思われる。因みに今回は桜だったが。

考えてみると、今回飾られた絵は、もう二度と見られないだろう。
同じ絵を二回出すことは、ほとんどない。私は、美味倶楽部なかまちがあるので、ときどきこれらの絵を飾るから、見たい人は来ていただければ、見ることができるが、他の人の絵はなかなか見る機会がない。そう考えれば、これも一期一会だ。















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