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Channel: 絵画指導 菅野公夫のブログ
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芸術文化のつどい 飾り付け

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芸術文化のつどいの飾り付けができました。
明日と明後日です。本庄市児玉町の文化会館(セルディ)です。ここは、二階です。

 

 

このように飾りました。

みんな50号、60号の水彩画と油絵です。

今年は人数が増えたので、壁面が足りなくなりホワイトボードを付け足しました。

ーーーーーーーー
飾り付けのポイント

1、お互いの絵が良く見えるように、同じような絵が隣り合わないようにする。
2、縦絵と横絵のバランス。縦絵ばかりが集まらないように、壁面の隙間の空き具合との関係を見ながら配置する。
  今回は、縦絵が二点なので、その二つが離れるようにしました。
  詰まり過ぎていると窮屈に感じるので、それを避ける。空き過ぎていて、間延びしないように。
  4つの壁面のお互いのバランスを見る。

3、テーマが固まらないようにする。風景の中に置いた静物画のような絵が何点かあるので、それらが隣り合わないようにする。
  静物画同士を離す。人物画と人形の絵が隣り合わないように離す。
  赤い物がある絵が隣合わないようにする。(赤を使っている絵が少ないので、使っている絵が隣り合わないようにする。)

4、飾り方は、絵のベルト(上下の中央ライン)を揃える。縦絵は少し低めにする。(縦絵もベルトを揃えると、高過ぎてしまうから)
5、絵が傾かないように、水平に飾る。ときどき傾くので、気が付く度に直す。

6、絵と絵の間隔を同じにする。両サイドはなるべく広くする。通路側はやや狭くても構わないが、角の隙間は広めにする。

7、名札は、絵の下中央に揃える。または、サイドなら右なら右で、全てを統一する。高さも統一する。

8、照明との関係を見て、壁を前に出したりする。建物の構造で影ができてしまうところがある。
  ギャラリーとして専門家が作った部屋ではないので、照明は上手くいかない。
  この場所は、多目的な部屋なので、コンサートを開いたり、いろいろな目的で使っているため、思うようにはいかない。

9、ホワイトボードは、両面を使うため、隣の団体との打ち合わせで使い方を考える。

10、ホワイトボードの組み立て方も慣れてないので、大変。まず、上下の確認。組み立てるとき、下の金具を入れてから上に持   ち上げて上から垂直に下ろす。次の足を付けるときに、無理をすると、先に付けた足が外れる恐れがあるから、慎重に。

11、飾る時は、まず適当に飾ってみる。そして高いか低いか確認して、ボードの穴のいくつ分を上げ下げしたらいいかを見て、   やり直す。その際、金具が外れないように、絵を静かに真上に上げるようにする。
   金具が外れると、いくつ分上げるなどが分からなくなるから、やり直しになってしまう。
   同じことを左右も確認してやり直すときに、同時にやる。

12、基本的には、見る人が疲れないようにやや低めに飾る。顔を上げて見るのは疲れるからだ。

13、名札は、ホワイトボードの場合は、セロテープで貼るのが良い。ガムテープだとホワイトボードの表面が剥がれる恐れがある。今回は、セロテープもダメで、画鋲でいいというので、驚いている。画鋲の穴で傷をつけることは構わないという。私の考えとは違う。展示については、壁面は非常に重要なので、傷つけたり汚したりしてはならない。セロテープが比較的汚れないで良いと思うのだが。





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