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Channel: 絵画指導 菅野公夫のブログ
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写楽殺人事件 

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デッサン会を終えて、帰宅しました。

つづきを書くつもりが、忘れてしまったので、新しい文章にします。



高橋克彦さんの小説は、初めのうちは、いろいろな人が登場して、ごちゃごちゃするので、
私のようにインターバルのある読み方をしている人間にとっては、誰がどういう人だったのかがわからなくなります。
そのため、メモを取りながら読み直しています。

前回までのあらすじとでも題して、それを読んでから、続きを読みたい気分になりました。

写楽については、謎の人ということで、本当は誰だか不明というのが、結論だと思っていましたが、
先日、テレビを見ていたら、車さんという人が、浮世絵について面白く話されていて、写楽についても触れていたので、
興味を持ちました。その車さんによると、今では、写楽は誰だという定説ができているということでした。
私はその時は聞きましたが、メモを取らなかったので頭に残らず、誰だか言うことができません。

ただ、その車さんでも、その定説以外の考えを持っていらっしゃるそうです。

番組名も忘れてしまって、申し訳ないのですが、ただ、その車さんが写楽にも触れている「蔦重の教え」という本を
出版されていると覚えていたので、早速TUTAYAで購入しました。それも同時に読んでいます。

蔦重とは、蔦谷重三郎という人で、浮世絵版画などのプロデュースを行った人らしいです。

ーーーー
今読んだところでは、浮世絵とは、絵師と彫師と刷師の共同作業で、その大元に企画プロデューサーがいるということでした。
だから、絵師が自分一人で作り上げた物ではなく、その4者がいて初めて浮世絵版画になるということです。

そのことで、その4者の力関係として、重要度の比較から意見が分かれて、浮世絵の研究団体が論争を起こしているという内容でした。
そしてそこに片方の中心人物らしき大物が自殺をしたということが話の始まりです。

果たして、自殺か他殺か?殺人事件という題名ですから、他殺なのでしょうね。






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